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2018年7月19日 オススメの書籍

私たちは、日常生活の中で不安やイライラなどのネガティブな感情を体験します。

 

みなさんは、それをどのように受け止め、取り扱っていますか。

 

ネガティブな感情をすぐにかき消そうとしたり、その存在を無視したりしていませんか。

 

実は、ネガティブな感情にはそれなりの意味や役割があり、

 

私たちに大切なメッセージを知らせてくれるサインだというのです。

 

感情について理解を深められる本です。

 

ご一読ください。

感情のみかた

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2018年7月19日 マインドフルネスのすすめ

先日、タイでコーチを含めた13人の少年たちが行方不明となり、

 

洞窟から行方不明者全員が救助されたニュースが世界的に

 

話題となっています。

 

長期間、真っ暗な洞窟の中でわずかな食糧で過ごすこと。

 

水の苦手な子供が泥水の中を数時間かけて移動すること。

 

想像を絶する恐怖の中でも、パニック状態に陥らず、

 

全員を無事救出できたことの要因の1つとして、コーチによる

 

瞑想法の指導があったと言われています。

 

瞑想することにより、心を落ち着け体力を温存することが

 

出来たのではないでしょうか。

 

私たちも、日常のさまざまなストレスで押しつぶされそうに

 

なることもあると思います。

 

「今・ここ・私」に集中する練習をしてみませんか。

 

おすすめ書籍:親と子のマインドフルネス

親と子のマインドフルネス

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2018年6月14日 話題の本!

 

梅雨入りした沖縄ですが、今年の梅雨はどこへ行ったのでしょうか。。。

 

それでは、soraeより久しぶりの更新です。
今回は気になる本のご紹介。

 

自傷行為をする若者にとって、もっとも自分を大事にしない行動は、リスカでもODでも過食嘔吐でも、無防備なセックスでもなく、「悩みを誰にも相談しないこと、助けを求めないこと」である。

 

”中高生のためのメンタル系サバイバルガイド”より

 

若者に限らず、自分を大事にする。って感覚を持った大人が増える事も願いつつ。

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2016年6月8日 「気軽な送迎支援 必要」~沖縄タイムス たんぽぽのタネ 掲載紙面より~

sorae 主任相談員の松本が、昨年11月より 沖縄タイムス紙「たんぽぽのタネ」に
寄稿させていただきました。

 

soraeの相談業務を通して感じているコト、
子ども若者をとりまく困難や 支援のあり方など
sorae主任相談員として、臨床心理士として、”松本の目”をコトバにしています。

 

掲載された内容を、ご紹介します。
(今回はH28.1.6(水)掲載のものです)

 

~ 気軽な送迎支援 必要 ~

 

前回は不登校の相談に関連し、「少し勇気を出せばできるコト(スモールステップ)」を探して継続することが大切とお話しました。今回はその続きです。

 

家庭によっては、本人にやれることがあるのならさせてあげたいが、その余裕がないというケースが多いように思います。

 

例えば 何人も子どもがいる一人親家庭の場合、長期間学校に行かない子どもが一人いたとしても、仕事などに追われて対応は難しいかもしれません。あるいは車が1台しかなくて、学校外の相談機関に行きたくても行けないということもあるでしょう。

 

子どもによっては、玄関から一声掛ければ外に出られるケースもあります。もう一歩で状況を変えられるかもしれないのに、といつも残念に思います。

 

これは不登校に限らず、ニートやひきこもりでも同じです。
就労の訓練の場所はあり、行きたい気持ちもあるが、不安でバスに乗れず、家庭にある車も親が仕事で使っているというケースです。

 

このように、「これならできそう」というスモールステップを探しだすことができたとしても、そういったサービスへのアクセスそのものが難しいご家庭があります。

 

本人に医師の診断があり、いわゆる福祉サービスにつながって場合は送迎支援があることもありますが、診断までつながらない、希望しないケースも珍しくありません。

 

家庭や学校、相談機関をつなぎつつ、かつ気軽に利用できる送迎支援サービスが必要ではないかと感じています。
例えば、居場所の整備をしつつ、そこに本人と伴走しながら居場所への誘導を柔軟に行える人材の配置などが考えられます。

 

県民の皆さんの理解が広がることを期待しています。

 

(子ども若者みらい相談プラザsoraeスタッフ/松本 大進)

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2016年2月8日 「勇気だし小さな一歩を」~沖縄タイムス たんぽぽのタネ 掲載紙面より~

sorae 主任相談員の松本が、昨年11月より 沖縄タイムス紙「たんぽぽのタネ」に
寄稿させていただいています。

 

soraeの相談業務を通して感じているコト、
子ども若者をとりまく困難や 支援のあり方など
sorae主任相談員として、臨床心理士として、”松本の目”をコトバにしています。

 

掲載された内容を、ご紹介していきたいと思います。
(今回はH27.12.9(水)掲載のものです)

 

 

~ 勇気だし小さな一歩を ~

 

sorae(ソラエ)に寄せられる相談の中で多いのが、不登校とニート、ひきこもりです。相談の最初の段階では、保護者や先生方が「怠けているだけなんでしょうか」と悩んでいることも少なくありません。

 

では、怠けているとは、どういう意味なのでしょうか。

 

私なりの理解ですが、やろうと思えばやれるけれど、やらないことを自分で選んでいる、ということになりそうです。

 

ここで周囲が考えることをやめてしめば、本人次第だね、となってしまうのですが、本当にそうなのか一歩進めて考えることが大切です。以下の2つの観点から本人の状態を考えてみましょう。

 

1つめは、動機の「必要性」です。勉強であれば、それが自分にとって役に立つと感じているかどうかです。
もう1つは「自信」です。勉強そのものに対する苦手意識がどれくらいあるのか。緊張してしまって集団でやっていけないといった事情はないか、ということです。

 

ソラエに来る相談では、必要性はある程度感じているけれど、自信がないという方々が圧倒的多数です。自信が持てない背景には、人には言えないいじめを体験している方も大勢います。

 

このような状態では、やろうと思えばやれる、といった精神論では先に進めません。人それぞれではありますが、いきなり高いハードルは難しいよねと周囲が理解を示すこと、そして、少し勇気を出せばできる「スモールステップ」を積み重ねていく必要があります。

 

多くの保護者や先生は「結局、次に何をやれば本人の自立につながるのか」と悩まれていると思います。
それぞれ難しい状況はあると思いますが、一歩進む一助となれば幸いです。

 

(子ども若者みらい相談プラザsoraeスタッフ/松本 大進)

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2015年9月8日 沖縄県の若年無業者数

若年無業者(いわゆる「ニート」)とは、
15歳~34歳の若者で、家事も通学もしていない人のうち、
1. 非求職者・・・就業を希望しているが求職活動をしていない人
2. 非就業希望者・・・就業を希望していない人
を指します。

※厚労省の統計では15歳~34歳。内閣府の統計では15歳~39歳。

平成24年就業構造基礎調査から、15歳~34歳までの若年無業者の都道府県別の数字を抜き出してみました。

辛うじてワーストは免れているものの、依然として厳しい状況が続いています。
全国平均の人口比率2.3%と比べると、1.5倍という高い数字です。

がんばらねば。。。